炭水化物子のありふれた世界

インドでのありふれた日々を発信しています。ツイッター→@tansuikabutsuk0

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

炭水化物子の墓場コレクション⑤

Bさんに醗酵(前記事参照)の恐ろしさを見せつけられ、自分もずっとひとりだとああなってしまうのではないかと心底怯える日々を送る炭水化物子は、友人・知り合い・信用できそうな人にはすべからく彼氏募集中であることを公表し、携帯電話の写真加工ツールを…

炭水化物子の墓場コレクション④

Tinderをやめた私は、スワイプ疲れ、スワイプへの絶望、日常でのちょっとした事等が重なって少しだけ落ち込んでいた。 とある金曜の夜、自宅で洗濯をしていると私が少し落ち込んでいる事を知っていた悪いお姉さんからメッセージが来た。 「今友達と飲んでるん…

炭水化物子の墓場コレクション③

Aさんは、ものすごくオシャレでイケメンだった。職業はカメラマン、30代前半。 AさんもTinderにInstagramのアカウントをリンクさせており、あまり期待せずにチェックした。カメラマンだけあってかなりの量の写真を上げていて、Aさんの写真も多々あったがどの…

炭水化物子の墓場コレクション②

Sさんは、プロのクラブDJだった。こちらもTinderで知り合った。写真は爽やかな笑顔で、スポーツもしていてリア充といった感じだった。 インドアマ◯ンの、5スターホテルでのコーポレートパーティーに呼ばれるようなビジネスDJだった。 Sさんはチャットでいつ…

炭水化物子の墓場コレクション①

三十◯歳、ヘテロセクシュアル、インド在住で彼氏が欲しいのに全然できなくて困っている炭水化物子はある日飲酒時に悪いお姉さんにそそのかされ、有名な出会い系アプリTinderをインストールした。 10日間狂ったようにスワイプし続けたのち、マッチした人の中…